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CFPの受験資格や難易度、合格率や取得メリットまで紹介するよ!

CFP受験資格や難易度・取得メリットFPへの道
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TUNE

TUNEが取得したCFPとはどんな資格なのかまた受験までの道のり、難易度・合格率、取得メリットまで一気に紹介します!

CFP®資格とは?

1992年に日本FP協会CFPボード(米国のCFP認定組織)との業務提携に基づき、日本に導入されたファイナンシャル・プランナーのプロフェッショナル資格です!

 

・世界24カ国で導入されている「世界が認めるプロフェッショナルFPの証」
・一国一組織により資格認定が行われている(日本は日本FP協会)
CFP認定者は世界で18.8万人(内、日本の認定者数:2.2万人/米国に次いで2位)

いわば、国際的に認められたお金のプロ。

 

FPとして将来的に独立したい方や、金融系(保険/不動産/金融機関)やFP事務所にお勤めの方が自身のキャリアアップのために取得するには絶好の資格と言えるのです。

CFP取得までの道のり

CFPを受験するにはいくつかのパターンがあり、それぞれの条件があります。

 

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TUNE

TUNEは、実務経験が無かったので、FP3級受験からスタート!

CFP試験合格までの流れをざっと紹介しますよ!

 

①FP3級受験⇒合格(9月受験、10月合格証受領)
②FP2級受験⇒合格  (翌年1月受験、3月合格証受領)
③AFP研修実施⇒修了(3月開始、修了)
④AFP登録⇒AFP認定(5月)
⑤CFP4科目受験(11月)→4科目合格
⑥CFP2科目受験(翌々年6月)  →2科目合格(全科目クリア!!)
FP3級受験からCFP試験合格までにかかった期間(23カ月)
FP3級受験からCFP試験全科目合格までにかかった期間2年弱になります。
1回の試験で全6科目を受験すれば、最短で1年半くらいで合格できる可能性はあります。
ただし、全科目一括受験者の合格率は約4.5%とかなり狭き門となってます。
TUNEの場合は会社員として勤めながら、出勤前の時間で試験勉強を実施していました。
とにかく、ムリはせずに確実に合格できるレベルで受験するということを心がけました。

CFP取得までの道のり(おさらい)

CFPを目指すには大きく2種類のパターンがあります。
①FP3級合格→FP2級合格→AFP認定研修(技能士過程)→CFP受験
⇒コスト:◎、CFP受験までの期間:△ (TUNEはこのパターン)
②AFP認定研修(基本過程)→FP2級→CFP
⇒コスト:△、CFP受験までの期間:◎
↓CFPまでのおおまかな流れ
CFP取得までの流れ
TUNEは、FP3級受験から始めたパターン(上記①)ですが、このパターンはじっくり腰を据えて勉強したい方やコストを少しでも減らしたい方はコチラをお勧めします。
TUNE自身は実務経験も無く、FPについて基礎中の基礎から勉強したかったのでこのパターンを選びました。
①に対してパターン②はFP3級資格が無くても、AFP認定研修(基本過程)の修了でFP2級受験が可能なので、結果的に最短でCFP取得を目指せます(少々コストは高いですが、FP3級試験が無い分、恐らく最短で半年くらいの差は出るかと思います)
お財布事情とスケジュール感を意識して選択頂ければと思います!

CFP®認定者になるには?

CFP®認定者を目指すには、大前提としてAFP認定者(他FP資格)であることがスタート起点になります。その上で認定者になるには、クリアしなければならない条件があります。

 

CFP®資格審査試験(全6科目)に全て合格すること(受験費用:5,500円×6科目)
→同じ回での複数科目受験によるセット割引価格あり
CFP®エントリー研修の受講(受講料:10,500円税込)
3年以上の実務経験

CFP®資格審査試験(全6科目)

まず、「金融資産運用設計」「不動産運用設計」「ライフプランニング」「リスクと保険」「タックスプランニング」「相続・事業継承設計」と呼ばれる6科目試験に全て合格する必要があります。
試験は年2回(6月と11月)です。1回あたり2日に分けて6科目の試験が実施されており、各試験時間は120分の長丁場です。
CFP認定者になるには、この試験準備番時間を費やします
(勉強時間目安:500~1000時間)
全6課目合格までは時間がかかってもOKですし、一度合格した課目は有効なので、この準備で心が折れないように試験勉強を進めましょう!

CFP®エントリー研修

CFP®資格審査試に全6科目合格したら、次のステップとして日本FP協会が提供する「eラーニング」によるオンライン学習を受講する必要があります。
学習内容は、CFP®認定者に求められる倫理・コンプライアンスや相談実務の基礎となるFPプロセス

です。

ココはささっとクリアできますのでご心配なく!

3年以上の実務経験

6科目試験合格とその後のエントリー研修はともかく、③の3年以上の実務経験なんて無いという方も多いと思いますが、安心してください。
実務経験が無くても、認定教育機関が実施する「みなし実務研修」の受講修了によってクリアできます。
例えば、認定教育機関のFPK研修センターの研修を例にあげると、6日間(1日6時間、2日間を1セットで開催)の受講修了により、文字通り「実務経験3年分を実施とみなす」教育制度です。
これにより、実務経験の無い方でも安心して取得を目指せる形になっています。
受講料も結構高いですが、FPとしての道を検討中の方は将来への投資と割り切りましょう!
講座名:CFPみなし実務経験数3年分 – 3シリーズ(全6日間)
日本FP協会認定「FPK研修センター」での実施する場合 (2020年6月現在)

CFP®資格を継続認定するには?

FPは、社会保障制度や経済環境、金融商品が日々変化する中で、顧客に対して常に最新の情報を保持してクライアントに提供できるように知識の向上に努めなければなりません。

 

CFP®・AFP認定者は、日本FP協会が定めた「継続教育単位」を取得し、更新手続きを行う必要があるのです。

 

【資格更新条件】

CFP®資格AFP資格
必要単位数30単位以上15単位以上
必須課目「FP実務と倫理」2単位以上「FP実務と倫理」1単位以上
必要課目数「FP実務と倫理」を含む3課目以上
課目①FP実務と倫理
②金融資産運用設計
③不動産運用設計
④ライフプランニング・リタイアメントプランニング
⑤リスクと保険
⑥タックスプランニング
⑦相続・事業承継設計
継続教育期間認定者ごとに異なる本期間内で更新要※日本FP協会提供『Myページ』確認

ポイントは、教育期間内で30単位を取得することです!単位取得方法は、教育テストや、通信研修受講、書籍などの執筆活動、講師活動など多岐にわたります。→詳細はコチラ

 

合格率

日本FP協会が発表している下表の合格率を見る限りかなり低く見えます。
(直近2019年11月は7%

CFP合格者数

試験日①出願者数②受験者数③合格者数④合格者輩出率
(③÷②)
2019年6月11,9679,8786536.6%
2019年11月12,1019,9966977.0%
合計24,06819,8741,3506.8%

 

ただしこの合格者数は、その回の科目合格をもって6科目全てに合格に達した人数です。

 

それに対し受験者数は、その回で一科目以上受験した人数なので、全科目受験している人に対する合格者数では無いという点は抑えておきたいところです。

 

では実際の難易度はどの程度なのか? 下の図は、直近3回分の科目毎の合格率です。

科目別合格数

課目名2019年度
11月試験合格率
2019年度
6月試験合格率
2018年度
11月試験合格率
金融資産運用設計29.6%31.0%35.7%
不動産運用設計36.9%36.9%38.5%
ライフプランニング34.5%36.3%36.3%
リスクと保険35.3%35.2%36.9%
タックスプランニング36.8%40.0%39.9%
相続・事業承継設計35.9%36.8%39.2%

科目毎、各回毎のバラツキはあるもののどの科目も約30~40%の合格率です。

 

合格ラインの正答率は54%~64%です。

 

つまり、科目毎に6割強の得点で十分合格圏内に入ることができるのです。

取得メリット

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TUNE

CFPの魅力は大きいですよ!

 

TUNE自身が感じるメリットを体験談踏まえてご紹介しますね!

人脈が拡がる!

これが一番大きいですかね。

 

CFPの取得後は、継続単位を取得して資格を維持するため、研修の受講やスタディ・グループ(FP協会が承認した地域毎で設立されるグループで、勉強会などを行う)への参加、セミナーのお手伝いと、FP業界の方々と関わる機会が多くあります。

 

AFPやCFP®を取得している人は継続学習を通して知識も新鮮で、社長や弁護士など普段は会えない人も多いです!

 

TUNE自身も人脈を求めてスタディ・グループへ参加しましたが、皆さん学習への意欲が強く、経営者の方が多いため独立系FPを目指す方にとっても非常に勉強になります。

 

またFPフォーラム(ファイナンシャル・プランナーによる一般の方向けのセミナーや相談会)に運営側として参加することができるため、人脈とともに企画力やリーダーシップも養うことができると思います。

金融系業界への就職や昇格に有利になるケースがある

金融関係を中心に下記のような職種への就職へは有利になる可能性大です!

 

・銀行や保険会社、信用金庫・信用組合、郵政公社、証券会社、不動産関連企業
・一般企業(総務・経理職)
・公認会計士、税理士など法律関係の業務を行っている事務所
日本FP協会によると、AFP、CFP認定者の業種別属性は金融関連会社が56%(生命保険・損害保険会社23%、証券会社16%、不動産・住宅6%、銀行・金融11%)、事業会社が14%となっています。
やはり金融関連会社での資格取得者が多いようですね。
また、昇格要件にCFPやFP1級の取得を義務付けている会社もあるので、取得した事によるインセンティブ発生などがありますね。

CFPを目指そう!

さあ、迷いは無くなりましたか?
CFPを取得して、お金のプロフェッショナルを一緒に目指してみませんか?


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