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【CFP取得への道⑤相続・事業継承設計】勉強方法や試験対策を公開!

CFPへの道 ⑤相続・事業継承設計FPへの道
TUU

CFPの中で難易度が低い分野といわれる「相続・事業継承設計」

 

TUNE自身の体験談を交えながら攻略方法を伝授していきます!

相続・事業承継設計の攻略方法

まずは、試験概要から

相続・事業継承設計は、6科目の中でも比較的易しい分野です。

 

試験得点は、6割越えていれば合格圏内、7割あれば安全ラインといったところ。

 

難易度は、金融>ライフプランニング>不動産>相続・事業継承>タックス≒保険とリスクって感じですかね。

 

CFP試験は、毎年2回(6月と11月)実施。1回あたり第一日目(日曜)と第二日目(翌週日曜)に分かれていますが、不動産運用設計は、第二日目の3時限目に予定されています。

 

CFP試験時間割(相続・事業継承)

試験時間は、120分(50問)で4者択一のマークシート方式です。
配点は1問2点の均一配点(100点満点)

 

また、直近の合格点(直近2019年11月)は58点となっています。

出題傾向の分析をしよう!

 

相続・事業継承のテーマは大きく4つ!

・民法(相続人、法定相続分、遺言、遺贈、成年後見制度 etc)
⇒法定相続分を問う計算問題以外は、文章問題が多い

・相続税
⇒AFPよりも細かいレベルの計算問題が多い

・財産評価(AFPではスポットの当たらなかったCFP試験でおさえるべき項目
⇒AFPでは土地の評価(路線価)がよく出題されますが、CFPではその他財産(株式、現金)を含めて広範囲に出題されます。・贈与税
⇒基礎控除を引いて超過累進税率をかける基礎問題や特例などあり

問題の傾向

試験では50問の内、金額を解答する計算問題は28問程度出題されます。

 

28問??そんなに多くて時間内(120分内)に解答できるのか心配という声もあると思いますが、不動産・事業継承設計では、金融資産運用設計のような数式そのものが難しい問題や計算を繰り返して解く手間のかかる問題も少ないです。

 

もちろん、基本的な計算(相続税の基礎控除の計算や、相続税の課税対象になるみなし相続財産、死亡保険金、死亡退職金などの非課税の計算など)はおさえておく必要はありますが、複雑な計算はあまり無いですね。

 

なので6科目の中では、準備さえしっかりすれば120分の中で50問を解答可能であり時間配分しやすい科目と言えると思います。

 

また、論点として多いのは「税金」⇒相続税、贈与税などです。

 

税金に関する問題も、全体50問の内28問程度出題されます。

 

CFPで新しく学習する論点もアリ!

下記3点は2級(AFP)レベルでは出てこなかったCFPならではの論点です
試験にも出題されるので必ずマスターして得点源にしましょう!

 

・寄与分
⇒被相続人に対して貢献している人への制度対応

・海外の相続人・相続財産

⇒被相続人が海外で亡くなったケースで相続人が日本にいる場合など

・取引相場の無い株式の評価
⇒上場してない株式の計算など

2級で学習した他科目の論点を「相続・事業継承」で出題するケースも!

2級(AFP)で学習した他科目の項目も、手を替え品を替え、相続・事業継承設計のCFP試験出題されますよという意味です。主な項目は以下3点。カッコ内は2級(AFP)のどの科目で学習したかを記載。

・後見制度(ライフプランニング)

・保険金(リスクと保険)
⇒財産評価に関係、あるいは相続税、贈与税の計算に影響する部分

・土地・建物
(不動産)
⇒財産評価に該当する部分

 

なので、2級(AFP)の基本知識をマスターすることが大前提(重要)になります。

 

効率良く得点するには?

2級(AFP)で学習する内容が、そのまま出題されることが多いので、一般的に学習しやすい科目と言えます。

 

その反面、合格するにはとりこぼしを最小限にして、高得点を獲得する必要があります。

 

出題の多い計算問題は以下3点。

・相続税
・贈与税
・土地の財産評価
また、2級(AFP)レベルの問題を確実に得点するために、以下項目のマスターが必須!

・民法 :相続人、法定相続分、遺言
・相続税:法定相続人の数、保険金・退職金(みなし相続財産の計算方法)、小規模宅地等の評価減
・贈与税:配偶者控除(居住用不動産について要件を満たせば2000万円まで非課税)、相続時精算課税
・財産評価:土地・建物・上場株式

上記2級レベルの土台の上に、CFPの論点となる以下を習得することが重要です。
民法:寄与分、二重身分(1人の相続人が2つの立場を保持している場合)、遺言、遺贈
相続税:納税義務者、課税財産(海外の話が絡むと難解。相続税がどこまで課税されるかなど)、債務控除(マイナスの財産をもらった場合の話)、配偶者の税額軽減
財産評価:取引相場の無い株式(非上場企業の株式)
問題には、相続人等関係図が与えられることが多いので、相続放棄、養子、国籍、住所地等を含めて条件の違いを速く正確に読み取れるようにしておきましょう!
文章問題は、文章が長い場合があるのでキーワードをつかみとるトレーニングを繰り返ししておくことも大切です。
上記を踏まえ、問題集を何度も解くことが最も効果的です。
徹底的に問題を解くことで出題の形式にも慣れ、合格に必要なスピードと応用力が鍛えられます。

具体的な対策方法を3点教えるよ !!

CFP受験対策「精選過去問題集」を5回解く

とにかく問題集を解きまくりましょう。本当にこれにつきます。ハイ。

 

TUNE自身は5回解きました。1日の勉強時間は約2時間です。

 

1回目:10問/1日ペース。ほぼ勘ですごく稀にFP2級レベルでも解ける問題が混じっるかなという印象。分からないところは、即解説を見ながらゆっくり理解していきました。

 

2回目:15問/1日ペース。1回目にこんな問題解いたっけ?(要は忘れている)と感じる問題の連続。でもかすかな記憶をベースに解ける問題も多少出てきます。

 

3回目:20問/1日ペース。ここでようやく正答率が50%くらいに。

 

4回目:25問/1日ペース。正答率が80%~90%に。

 

5回目:4回目に解いても間違った問題を中心に解く。⇒正答率90%以上が目標です!

 

4~5回問題を解くと回数を重ねる毎にスピードも上がって来ます。重要ポイントです。

 

というのは、時間配分を上手く行い、短時間でどれだけ多く問題が解けるかがカギとなり、それが合否に直結するからです。

 

本試験は、2時間(50問)です。

 

このスピードに耐えれるように、4回目で解く25問/日はタイマーで1h以内(本試験と同条件のスピード感)で実施しました。これで、本試験は慌てる事なく対応できました。

 

TUNEの場合、時間を計って分かったことは、計算問題に恐ろしく時間がかかってしまうことでした。なので本試験では、理解できていても解くのに時間がかかる問題は躊躇く後回しにしました→「躊躇なく」というところがポイントで、これを瞬時に判断するには、日頃から繰り返し問題を解き慣れておく必要があります。

 

繰り返し問題を解くことは、理解・記憶の定着を図り正答率を上げるという目的以外に、本試験で理解できていても時間がかかる問題は後回しにして、ベストな時間配分で問題を解くための訓練という側面があるのです。

 

また、本試験の問題は過去に出題されている問題が多いです。新しい問題のパターンは、正答率が低いので見た瞬間に後回しにするということが躊躇なくできます。

 

あと一度解いた問題を忘れた頃に解くという方がたまにいらっしゃいますが、オススメできません。

忘れないウチに何回も解く事が基本です。

 

(例:相続・事業継承設計の問題集を1回解いたら、次は金融の問題集を解くなどはNGです。基本的に一科目を集中的に何回も解き直してスラスラできるようになってから(最低5回推奨)、次の科目を勉強するようにしてください)

 

最低5回は問題集を解く。5回目は本試験と同じスピードで解く。
・本試験では、①捨てる問題、②確実に点をとる問題を明確にして悩まない事。
 ⇒変なこだわりは捨てましょう。
一科目を集中的に繰り返し問題を解く(他科目への浮気はしない)

勉強時間とかかる費用は?

ココではTUNEの過去実績も含めて、ご紹介するよ!

勉強時間

勉強時間は、100~120時間(2ヶ月強)くらいでした。

 

かかった費用

TUNEが「相続・事業継承設計」にかけた費用は、約1万円でした。

①教材代 :3,545円(税抜き)
      FPKオリジナル CFP受験対策「精選過去問題集」相続・事業継承設計

②試験費用:5,500円

【相続・事業継承設計】オススメのテキストはコレだ!

テキストは、これ一択ですね!

 

この問題集を徹底的にやりこむ(解きまくる)だけで、合格圏内に届きます。


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