72の法則とは?

資産運用で「72の法則」と言うキーワードを最近耳にしました!

ほう、よく知っておるじゃな。
一般相対性理論で有名なアルベルト・アインシュタイン先輩は有名だが、彼が残した名言「人類史上最大の発明は複利である」でもたびたび出てくる法則じゃよ!

へえ。アインシュタインですか!ますます興味が出てきました!

では、まずは結論から説明するぞい!
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72の法則とは?
手元の資産が金利何%であれば、何年で資産が2倍になるかという法則です。
ココでいう金利とは「複利」が前提ですが、複利に関しては後で解説するとして、具体的に例をあげてみましょう。
例えば、メガバンクに100万円預金している人が、普通預金の金利(0.001%)のみで資産2倍(200万円)にするには、どのくらいの時間がかかるのかと言うと…

72,000年…
途方もない時間ですね….
例えるなら、縄文時代から令和時代くらいまでの時間が必要ですね…

そうじゃな。
残念ながら生きている間に銀行預金の金利だけで資産2倍にするのは実質不可能ということじゃ。
それぞれの金利前提と元金が2倍になる年数を整理してみたぞい。

なるほど、メガバンクの金利だと資産2倍に72,000年もかかるのに、金利が2~3%以上になってくると、元金が2倍になる年数がグッと縮まり、生きている間の資産形成期間として、現実的な年数になってくるんですね…
この数式って見方を変えると資産形成だけでなく、借金(ローン)がどのくらいの期間で2倍になるかも分かるってことですか??

その通りじゃ!着眼点がすばらしい!
例えば金利12%で、消費者金融から100万円を借りた場合、72÷12=6でたった6年で返済しなければいけない総金額が2倍(200万円)にふくれあがってしまうということも分かるのじゃ!

なるほど…恐ろしいですね…
あと見方を変えて、例えば10年で資産を倍に増やしたいなら、金利をいくらで設定する必要があるかというと…
72の法則「72÷金利=2倍になる年数」を少し変換して、「72÷10年=金利7.2%」という法則も導きだせますね!

その通り!
あと、資産が3倍になる年数の法則で115の法則というものもあるぞ!
「115÷金利=3倍になる年数」なので、合わせて覚えておくとよいぞ!
⇒普通預金がダメで他の金融商品が良いということではなく、普通預金以外にも他の選択肢についても知識を深めて検討することが大切。⇒2倍にする目標年数を定めたら、運用利回り(金利)がいくら必要かも分かる!
・ローンによる借入額(元本)が総返済額として2倍になる年数も分かる!⇒ローンによる利子の加速スピードもリスクとして考慮を!
・115の法則「115÷金利(複利)=元金が2倍になる年数」も合わせておさえておこう!
複利とは?

72の法則じゃが、1つ大事な前提があるのじゃ。

あっ、そうでしたね。
確か金利が「複利」の前提だったような…

その通り、72の法則は複利が前提の数式じゃ!
複利は単利と違って「元本だけでなく、利子が利子を生む」という考え方じゃ!
単利と複利について

では、単利と複利イメージを図解してみましょう!
単利と複利イメージ
・複利:預金から得られた利息を元本に組み入れて、利息がつくこと
端的に言うと、「福利」の方が資産が増えやすい(雪だるま式に増やす事が可能)ということです。
具体的な数字でみてみましょう!
例えば、元本100万円を金利10%で単利と複利でそれぞれ運用した30年後の結果は、以下のように福利のパワーが圧倒的にスゴイ事がわかります。
30年後の資産は、
・複利の場合:100万⇒1745万(+1645万)
・単利の場合:100万⇒ 400万 (+300万)
なんと、その差1,335万円もあるのです。
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単利の法則(100の法則)もおさえておこう!

資産運用においては、「福利の力」が圧倒的に優位なので、単利はあまりフォーカスされませんが、同じく法則があるのでおさえておきましょう!!
・100の法則:100÷ 金利 (単利)= 資産が2倍になる年数
まとめ

「72の法則」と「複利の力」いかがでしたか?
資産運用を実践する上で、必須ともいうべきおさえておきたいキーワードです!!複利を活用して、雪だるま式に資産を増やしましょう!
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